GNG Blog

Welcome to GNG Blog! 株式会社グローバルニュートリショングループの代表取締役“武田 猛”が日々のメッセージをお届けいたします。

2018.8.2.木曜日

GNGニューズレター8月1日号:大正製薬、「食後の血糖値が気になる方のタブレット(粒タイプ)」を大正製薬ダイレクト限定で発売、ほか

先週、東京ビッグサイトで開催されたWFJにおいて、「健康食品・サプリメントの健全な市場流通を考える会」による公開討論会が行われ、私もパネラーの一人として参加しました。

会場からの質問で「被験者に病者を入れるべきでは」というものがありました。
業界の中でも誤解があるようですが、欧米では無条件で被験者に病者が入っていることを認めている訳ではありません。
米国ダイエタリーサプリメント制度では、FDAが出した「構造/機能強調表示に関する指針」の中で「サプリメントと研究結果の因果関係を証明するのに、介入研究が最も信頼できる科学的根拠とはなるが、被験者の個体群の違いを無視しては意味が無い。つまり、ある特定の集団を対象としている場合、その結果を一般化して表示に流用してはならない」と示されています。
また、「EFSAヘルスクレームの科学的根拠に関する指針」では「対象となる人口集団でエビデンスが立証されているかどうか、または研究における人口集団が対象となる集団に外挿出来るかどうか」と示されています。
欧米では、必ずしも病者のデータの使用を否定していませんが、表示対象者への外挿性は重視されています。
この点は非常に重要です。
GNGでは日本企業さんの海外進出のお手伝いをしていますが、米国ダイエタリーサプリメントに使用するエビデンスを現地弁護士にレビューしてもらうことがあります。
その際、被験者に対するコメントは必ず出ます。
機能性表示食品制度において被験者に病者を含める場合も、この外挿性には特に注意をする必要があると思います。
決して「欧米では認められている」訳ではないことに注意が必要です。

今号では、米国、EUのヘルスクレーム制度の現状と課題について考察しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■GNGニューズレター 2018年8月1日号トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●キッコーマン食品、塩分・糖質40%カットの「キッコーマン 本つゆ ヘルシー&ライト」を発売
●ヤクルトヘルスフーズ、機能性表示食品「ヤクルトのねむりナビ」を発売
●ユーグレナ、ペットボトル飲料「おいしいユーグレナ」シリーズの「野菜と乳酸菌」など3商品を発売
●伊藤園、熱中症対策飲料「日本の果実 瀬戸内レモン」を発売
●クラシエフーズ、GABA配合の「フリスク グレープフルーツミント」を発売
●ファンケル、「フェルラ酸」の価格を見直し新パッケージで発売
●RIZAP、糖質約70%オフのリニューアル「アイスクリーム」を発売
●サントリー食品インターナショナル、「サントリー 南アルプス PEAKERビターエナジー」を発売
●ブルーア、産後の心身の不調を和らげることに特化した「産後育児サプリ ママの素」を発売
●大正製薬、「食後の血糖値が気になる方のタブレット(粒タイプ)」を大正製薬ダイレクト限定で発売
●消費者庁、新たに5品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は3件を受理
など

2018.7.18.水曜日

GNGニューズレター7月17日号:三井物産とキリンHD、米国Thorne Research社へ共同出資共同研究を開始、ほか

先週月曜日、キリンホールディングスと三井物産が、米国においてプロフェッショナル・ユース・サプリメントを製造、販売するThorne Research社の持株会社の第三者割当増資を引き受け、合わせて約80%(各社約40%ずつ)の株式を取得する、と発表されました。

日本企業による米国サプリメント企業の買収は、古くは大塚製薬のPharmavite社の買収(1989年)、キッコーマンによる米国老舗ブランドのCountry Life社の買収(2006年)、プロフェッショナル・ユース・サプリメント製造、販売企業Allergy Research Group社の買収(2008年)、2014年、大塚製薬の子会社となったPharmavite社によるFoodState社(MegaFood、INNATE)の買収が注目されています。
MegaFoodは、成長著しいホールフードサプリメントの代表的なブランド、INNATEはThorne ResearchやAllergy Research Groupと同じクリニックチャネルのブランドです。

米国サプリメント市場はチャネルにより特徴が大きく異なるため、チャネル毎に強いブランドが存在しています。両社の共通点は、チャネル・マネジメントを意識して各チャネルに強みを持つ企業を買収により傘下に収めることで売上規模を拡大していることです。
米国サプリメント市場を大変よく理解した上での戦略的な取り組みです。

本号では、米国プロフェッショナル・ユース・サプリメントについて整理してみました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■GNGニューズレター 2018年7月17日号トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●モスフードサービス、「ラッシー シールド乳酸菌入り」を期間限定で発売
●森永乳業、希少糖使用・人工甘味料不使用の「リプトン 日向夏ティー」を期間限定発売
●明治、「明治ブルガリアFeのむヨーグルトプルーン&りんご」を発売
●伊藤園、熱中症対策飲料「日本の果実 瀬戸内レモン」を発売
●北辰フーズ、鉄分ゼリー「JELLY&ME ブラッドオレンジ」を発売
●アサヒ飲料、機能性表示食品「ウィルキンソン タンサン エクストラ」を発売
●アスラポート・ダイニング、フルッタフルッタとの共同開発商品「ココナッツグルト」を販売開始
●日清オイリオグループ、「MCT CHARGE パウダー/ゼリー PRO」を発売
●味の素、「クノール カップスープ ベジレシピ」を発売
●キッコーマン食品、機能性表示食品「いつでも新鮮 大豆ペプチド減塩しょうゆ(だし入り)450ml」を発売
●消費者庁、新たに9品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は2件を受理
など

2018.6.18.月曜日

GNGニューズレター6月18日号:日清食品、「奇跡のモリンガ青汁」を発売、ほか

明日開催のインテグレートさんとの共催セミナーは、当初の予想を大幅に上回り130名の方にご出席いただけるようです。
満席のためお断りさせて頂いた方には7月12日に追加講演をさせて頂きますので、ご都合がよろしければ、是非お申し込みください。
また、8月9日には、大阪でも開催させて頂くことになりました。関西の会員様は、是非お申し込み下さい。

皆さんの海外トレンドへの関心の高さがよくわかりました。
GNG研究会では、今後もホットな海外情報をご提供できるよう、スタッフ一同尽力したいと思い
ます。

本号では、いよいよスタートした「健康な食事・食環境」認証制度「スマートミール」について、整理をしてみました。
とても楽しみな制度ですが、トクホや機能性表示食品が蚊帳の外になってしまったことは残念です。
これを機に、食事を補う「サプリメント」についての位置づけを明確にすることも重要かと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■GNGニューズレター 2018年6月18日号トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●コカ・コーラシステム、「アクエリアス クエン酸スパークリング」を発売
●マツモトキヨシHD、PB商品「エクストロング ゼロ エナジー ドリンク」を発売
●日本アムウェイ、ビタミンB プラス(オールデータイプ)発売
●森永乳業、宅配専用商品「ビースリー スマートヨーグルト」を発売
●オルビス、ダイエットサプリメント「スーパーアロニアEX」をリニューアル発売
●日清食品、「奇跡のモリンガ青汁」を発売
●大塚製薬、「オロナミンCドリンク」をインドネシアで発売-スカブミ工場にハラル対応の製造ラインを新設
●ローソンとカゴメ、「高リコピントマト」使用の10商品を発売ー「トマトジュースと牛乳を一緒に飲もう」を提案
●アサヒ飲料、神奈川県と「ME-BYO(未病)」コンセプトの普及・啓発を推進
●4月の通販売上高、「健康食品」は、対前年比0.5%減
●消費者庁、新聞広告の打ち消し表示、留意事項を公表
など

2018.6.2.土曜日

GNGニューズレター6月1日号:富士フイルム、ロシアの製薬企業「R-PHARM」グループとロシアにおける医療機器・サプリメントの販売契約を締結、ほか

先月、2年ぶりにVitafoods Europeを視察するためにジュネーブに行ってきました。
パリ経由でジュネーブ入りしましたが、パリに到着した正にその日、オペラ座の近くでテロがありました。
昨年のラスベガス出張では銃撃事件が、一昨年のニュージーランド出張では大地震が、と最近の海外出張は危険と隣り合わせです。

ジュネーブとパリでは店舗の視察も行いました。
ヨーロッパではベーガンが増えているそうで、その影響もあり、オーガニック食品が急増しているようです。
パリで訪れた自然食品店では、EUオーガニック認証やBIOのマークが付いた食品ばかりでした。
オーガニックの畜肉や鮮魚もあり、まさに一大トレンドです。
グローバルGAP対応でないとEUには生鮮食品は輸出できません。
日本の農業が世界から取り残されていることを実感しました。
国も生鮮食品の輸出を増やす政策を打ち出しているのなら、グローバルGAPへの対応を急ぐ必要があります。

今号では、欧米、アジア、オセアニアで大きなトレンドとなっている「腸の健康」について、NNBの記事を中心に整理してみました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■GNGニューズレター 2018年6月1日号トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●武田コンシューマーヘルスケア、「タケダ通販ショップ」で特定保健用食品「ヘルシーインW」を発売
●ユーグレナ、ユーグレナ入りサプリメント「メディカプラス オメガ3」を発売
●ネスレ日本とファンケル、共同開発した「ネスレ ウェルネススムージー ケール&フルーツ」など6製品を専用WEBサイトで発売
●ファミリーマート、ウンログと共同開発した「サラダスムージー」を発売
●サラダクラブ、緑黄色野菜のみを使用した1人前トレータイプのサラダ「Select SALAD 緑黄色野菜ミックス」を発売
●コーセー、「雪肌精」から美容食品「ハトムギ パウダー」を発売
●ローソン、「緑のまぜまぜサラダ」と「赤のまぜまぜサラダ」を発売
●キューサイ、「Kale de Kale Fiber(ケール・ド・ケール・ファイバー)」を期間限定発売
●大正製薬、ダイエットサポート飲料「コバラサポート ふくらみplus キウイ&パイン風味」を発売
●アサヒ、機能性表示食品のサワーテイスト清涼飲料「アサヒスタイルバランス コーラサワーテイスト」を発売
●富士フイルム、ロシアの製薬企業「R-PHARM」グループとロシアにおける医療機器・サプリメントの販売契約を締結
など

2017.5.7.日曜日

GNGニューズレター5月8日号:サントリーウエルネス、機能性表示食品「サントリー グルコサミン  アクティブ」を通販限定発売、ほか

先月12日よりNatural Products Expo West 2017ベーシックレポートを会員様には無料で差し上げていますが、もうお読み頂けましたでしょうか?

GNGが注目するトレンドを、以下の通りまとめています。

1. プロテイン(植物性プロテインの増加)
2. ナチュラルヘルシー・〇〇フリー    
3. スーパーフード・ローフード
4. Non-dairy(非乳製品)
5. ナチュラルヘルシーなドリンク
6. ヘルシースナック
7. サプリメントの4つのトレンド
8. その他の注目のトピック  

まだお読みになっていない方は、是非ご一読下さい。

今日のニューズレターでは、このExpo Westのトレンド、特にサプリメントについて整理してみました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■GNGニューズレター 2017年5月8日号トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●大塚製薬、特定保健用食品「ファイブミニ」にリコピン(トマト色素)を加えるなどリニューアル発売
●ファンケル、スーパーアミノ酸「シトルリン」を高配合した顆粒タイプのサプリメント「アミノエナジー」を発売
●伊藤園、健康成分ごまセサミン20mg含有の「健康ごま&ミルク」を発売
●ライオン、スマートサポート成分配合の「プラスシリーズ」第2弾を発売
●カンロ、1袋で3種の味を楽しめるアソートタイプ、「ピュレグミ インナーサポート」を発売
●キューサイ、国産ケール100%の「Kale de Kale」を季節、数量限定で発売
●森永製菓、健康素材「パセノール」配合のゼリーなど3品を発売
●RIZAPとファミリーマート、コラボパン「RIZAP チョコチップロール/トマトとチーズのパン」を発売
●キューサイ、若々しく活動的な毎日をサポートする機能性表示食品「ハツラツQ10」を発売
●ユーグレナ、海外向け専用のユーグレナ入りサプリメントをシンガポールで販売開始
●消費者庁、「機能性関与成分の分析方法に関する検証事業」の対応の進捗を消費者委員会で報告
など

2016.12.2.金曜日

GNGニューズレター12月1日号:「機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会」が終了、ほか

先月、ニュージーランドを訪問しましたが、とても充実した内容でした。
High-Value Nutritionという国家プロジェクトが進んでおり、産学官一体となった戦略的な取り組みに関心すると共に、羨ましく思いました。

ニュージーランドではMPI(Ministry for Primary Industries:第一次産業省)主導で、機能性食品制度が進んでいます。
ニュージーランドの機能性食品制度は日本の機能性食品制度と似ている部分があり、企業が自らSRをして商品を登録し、そのSRの内容をMPIがレビューするという制度です。
日本で同じことをしようと思うと、マンパワーがいくらあっても足りません。
そのMPIの担当官と意見交換をした際、何故お菓子やソフトドリンクのような商品形態の機能性表示食品が認められているのか、という疑問を投げかけられました。
国が許可する制度ではないので、全て企業に任されている、と返答しましたが、Health Star Ratingで3つ星以上でないと機能性食品の意味がない、と言われました。
このHealth Star Rating制度とは、オーストラリアとニュージーランドが共同で定めた食品の栄養の質を星の数で示す制度ですが、炭水化物の質や脂肪酸の質などを総合的に評価する計算式により星の数が導き出されます(星0.5~5.0)。

https://global-nutrition.smktg.jp/cc/0nMN1ga0mjBjuGo

消費者が商品選択する際に参考となる面白い制度だと思います。
つまり、栄養の質が良くない食品に機能性成分を添加することに何の意味があるのか、という質問だと思いますが、同じような意見はトクホコーラを紹介する際、いつも失笑を買いますので、日本の機能性食品は海外の方々から見ると、少し異質なのかもしれません。

先月、㈱インテージさんから5回目となる『健康食品・サプリメント市場実態把握レポート』が発刊されました。
今号では、このレポートの概要をご紹介します。
機能性表示食品制度施行後の市場動向が良くわかり、とても面白い結果となっています。
また、今回からサプリメント形態のみではなく、一般加工食品や生鮮品、医薬品も視野に入れた「ヘルスケアフーズ」についても調査されており、生活者視点での健康食品への期待や使用実態が良くわかります。
レポートにご興味のある方は、お気軽にお問合せ下さい。

2016.11.16.水曜日

GNGニューズレター11月16日号:消費者庁、新たに23品の機能性表示食品届出を受理、ほか

13日からニュージランドに来ています。
到着したその日の夜、M7.8という大きな地震がありました。
宿泊したオークランドから離れたクライストチャーチ近くが震源地でしたので、特に被害はありませんでしたが、ニュージーランドは日本と同じ地震国であることを再確認することになりました。
被害にあわれた方にお見舞申し上げたいと思います。

ニュージランド企業とのミーティングをしていますが、なかなか面白いです。
機能性表示食品も狙えるのではないか、と思えるような新規素材もありそうです(精査しないといけませんが)。
また、自ら機能性表示食品を届出したい、という企業も出てきました。
いよいよ日本のFFC(Foods with Function Claims:機能性表示食品)もFOSHU(Foods for Specified Health Uses:特定保健用食品)と同じく世界から注目される制度になりそうです。
梶川のプレゼンテーションも好評で、FFCはとてもロジカルだ、という声もありました。

そのFFCですが、ついに500件を超えました。
正直、1年半で500件を突破するとは思っていませんでした。
後は、FFCが消費者に支持される様、ロジカルだと評価された制度を正しく運用していくことが肝要かと思います。

今号では、届出情報の整理をしてみました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■GNGニューズレター 2016年11月16日号トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●山田養蜂場、顆粒タイプの「酵素分解ローヤルゼリーキング 顆粒」を発売
●不二家、「素材を味わうカントリーマアム(フルーツグラノラ)」など発売
●ファンケル子会社、ダイドーと共同開発の「大人のカロリミット はとむぎブレンド茶」を発売
●アサヒカルピスウェルネス、「CS19ペプチド」配合サプリメント「すらすらケア」を発売
●協和発酵バイオ、サプリメント「協和発酵バイオのアミノスタイル」を発売
●ローソン、スーパーフードを食べる「ひとくちクリスプ」を発売
●ユーグレナ、機能性食品の通販事業を展開するクロレラサプライを子会社化
●産総研とマルハニチロ、魚油による脂質代謝改善効果が摂取時刻によって異なることをマウスで発見
●消費者庁、特定保健用食品の関与成分調査の結果を発表
●消費者庁、特定保健用食品の失効届の提出を要請
●厚労省、平成27年「国民健康・栄養調査」の結果を発表
など

2016.9.17.土曜日

GNGニューズレター9月16日号:森永製菓、ヨーグルト味の錠菓「シールド乳酸菌タブレット」を発売、ほか

9月5日から7日まで、台湾農業技術研究院主催の「機能性食品発展国際会議」に講師として招聘され、日本の機能性食品(健康食品)市場について講演して来ました。
日本の他、韓国からも専門家が招聘されていて、韓国の制度、市場について講演されました。
台湾でもスーパーフードブームとのことに驚きました。
米国から直接トレンドが波及しているようです。
また、日本の機能性表示食品制度について関心が高く、質問攻めにあいました。
企業責任で機能性表示が出来るという制度、届出情報が販売前に公表される事は、とても斬新だったようです。
その機能性表示食品制度ですが、9日にASCONが開催した「科学者委員会の報告と意見交換会」では届出情報の質について問題提起がされました。
特にSRの内容について企業間で格差が大きい事を問題視する学識経験者の発言もありました。
この様な背景もあり、質の保証が出来るSR受託事業を開始する事にしました。
質の保証は、
1)公衆衛生学修士、または公衆衛生大学院の所属者でSRの経験者
2)医療従事者でSRに関する研究論文が1編以上ある者
3)一定のSR研修を受けた者
がSRを実施する事、更に、
1)AMSTER(Assessing the Methodological Quality of Systematic Reviews)でhigh quality(8~11点)を満たす
2)PRISMA声明に沿う
3)SR実施後にその妥当性について専門家(SR専門家/管理栄養士)がダブルチェック
を実施することで担保する方針です。

我々にとっても新しい取り組みですから、皆様のご意見やご要望をお聞きしながら、より良い仕組みにしていきたいと考えています。

2016.6.2.木曜日

GNGニューズレター6月1日号:江崎グリコ、赤パプリカ由来の健康素材を使用したダイエットサプリメントなど発売、ほか

世界各地でスポーツニュートリション市場が好調です。
Euromonitor International社の調査によると、2013年のスポーツニュートリション市場は米国+13.5%、オーストラリア+15.6%、英国+14.3%、ブラジル+20.4%と軒並み2ケタ成長をしています。
また、GNGの推計では、日本のスポーツニュートリション市場も、2015年は対前年+6.6%となっており、2ケタには及びませんが概ね好調のようです。

スポーツニュートリションといえばプロテインが中心の市場ですが、江崎グリコさんからユニークな商品が発売されました。
スペイン産赤パプリカを原料としたパプリカキサントフィル、PapriXを使ったスポーツニュートリションサプリメントですが、運動パフォーマンスの向上が臨床試験で確認されています。
今後、機能性表示食品として届出されるのかどうかは分かりませんが、期待できそうです。

機能性表示はEFSAのヘルスクレームの考え方が参考になるのでは、と思います。
欧米を中心にしたナチュラルヘルシートレンドがスポーツニュートリションにも影響を与えており、商品形態も多様化が進んでいます。
スポーツ人口が増加している日本ですが、今後市場が活性化していく事が期待できます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■GNGニューズレター 2016年6月1日号トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●伊藤園、特定保健用食品の炭酸飲料「スタイリー スパークリングレモン」を発売
●大塚製薬、5大栄養素が手軽に摂れるバランス栄養食「カロリーメイトゼリー」3種を発売
●ユーグレナ、ユーグレナ入りサプリ「メディカプラス」3商品をを発売
●江崎グリコ、赤パプリカ由来の健康素材を使用したダイエットサプリメントなど発売
●キユーピー、血圧が高めの人向けの機能性表示食品「キユーピー アマニ油マヨネーズ」を発売
●機能性表示食品の広告自主基準を公表~健康食品産業協議会
●第5回 機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会
●イオン、仏スーパーと合弁会社「ビオセボン・ジャポン」を設立
●わかさ生活、「進化型カプセル」で特許取得
など

2016.4.19.火曜日

GNGニューズレター4月18日号:消費者庁、トクホ初の「肌」訴求表示を許可、ほか

3月17日付GNGニューズレターで、米国ニュートリション市場が好調であること、特にナチュラルヘルシーというトレンドの下、
「ファンクションからナチュラルへ」消費者の関心が移っていることをお伝えしました。
そうは言っても、米国ダイエタリーサプリメントはサイエンスの裏付け無くしてトレンドは生まれません。
GNGが注目するダイエタリーサプリメント市場のトレンドは
 1.プロバイオティクス
 2.ターメリック(クルクミン)
 3.ホールフーズサプリメント
 4.睡眠サプリメント
 5.マグネシウム
の5つです。
また、新しいコンセプトとして「Adrenal Health(副腎の健康)」が挙げられます。
これは「疲れた副腎に栄養を補給し、活力をもたらす」サプリメントであり、疲労や緊張感への耐性を高めることを訴求しています。

本号ではホールフーズサプリメントを除く4つのトレンドについてご紹介をさせて頂きます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■GNGニューズレター 2016年4月18日号トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●新日本製薬、健康と美容をサポートする健康茶「極選 黒康茶」を発売
●大塚製薬、“食べる水分補給”「ポカリスエットゼリー」を発売
●ミニストップ、栄養バランスを考慮した弁当を発売
●日本水産、「EPA+DHA配合 いわし生姜煮」など機能性表示食品5品を販売開始
●ファンケル子会社、サプリメント「60代からのサプリメント」(男性用・女性用)を発売
●大鵬薬品、栄養ドリンク「Tiovita 3000」を香港で発売
●消費者庁、トクホ初の「肌」訴求表示を許可
●機能性表示食品「チアフル酵母」の届出を撤回へ
など