GNG Blog

Welcome to GNG Blog! 株式会社グローバルニュートリショングループの代表取締役“武田 猛”が日々のメッセージをお届けいたします。

2018.5.7.月曜日

GNGニューズレター5月7日号:大塚製薬、機能性表示食品「賢者の快眠 睡眠リズムサポート」を全国展開へ、ほか

この度、一般社団法人アグロエンジニアリング協議会のフェローに任命されました。
アカデミアでもない私がフェローなどとは、恐れ多くも大変名誉に思っています。
本協議会は、東北に拠点を置き、「農林漁業の効率化向上を目指す工学技術集成(アグロエンジニアリング)」を体系化し、食料・農林漁業分野における研究開発情報などの「知」の集積を図り、「安全・安心・美味しい農林水産物」を事業化ニーズに結びつける橋渡し機能を果たしながら、民間企業等と一体となって事業を推進していくことを目指しています。
私も微力ながら貢献していきたいと思います。

この協議会のご縁で、東北大学都筑先生の研究を知ることになりました。
本号では協議会の事務局から頂いた、「伝統的日本食の健康機能」に関する情報の一部をご紹介させて頂きたいと思います。
併せて2015年9月にプレスリリースされた「1975年の特徴を有した健康的日本食のヒト介入試験」の内容をご紹介させて頂きます。
低炭水化物ダイエットや糖質制限ダイエット、本当に必要なのか考えさせられます。

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■GNGニューズレター 2018年5月7日号トピック
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●ファンケル、「骨」訴求の機能性表示食品「健骨サポート」を発売
●コカ・コーラシステム、「Qoo ヨーグルプラス / アクアミネラルを発売」
●キッカスアンドカンパニー、女性向け本格プロテイン 「MURB」 発売
●キッコーマン飲料、「デルモンテ 食塩無添加トマトジュース」などを機能性表示食品として発売
●アサヒグループ食品、「おどろき野菜 1食分の野菜 初夏を味わうチリトマトスープ」を発売
●不二家、小粒グミ「ドールコツブグミバナナ(食物繊維プラス)/マンゴー(食物繊維プラス)」を発売
●日本コカ・コーラ、スマホアプリ「Coke ON」の新サービスとして「Coke ONウォーク」を提供開始
●日清食品HDとカゴメ、香港とマカオにおける野菜飲料販売事業の合弁会社を設立
●ファンケル3月期、大幅な増収増益に
●九大の研究グループ、プロポリスの認知機能向上作用を確認
●厚労省、食薬区分を改正
など

2018.2.16.金曜日

GNGニューズレター2月16日号:アサヒグループ食品株式会社、「メヂカラサプリ」を新発売、ほか

2年間に渡って行われた農水省委託事業を受託した公益財団法人食品流通構造改革促進機構が主催する「機能性表示食品セミナー・相談会」が、先週の新潟会場を最後に終了しました。
全国20か所で行われたセミナー・講演会を通じて、多くの生産者、食品メーカー、地方行政官、等多くの方の悩みをお聞きすることができました。
また、今週水曜日には、岡山で中国四国農政局が主催した「機能性等に注目した地域振興作物の生産拡大に関するシンポジウム」が開催され、私も基調講演とパネルディスカッションに参加させて頂きました。

「なぜ機能性表示食品の中で生鮮品がたったの1%なのか?」という質問に対して「地方自治体のサポートが不可欠である」と地方自治体の支援の重要性を説明させて頂きました。
また、会場からは「どこに聞きに行っても対応してもらえない。どこに行けばよいのか?」という、切実な訴えもありました。

機能性表示食品制度に限らず、栄養機能食品、栄養強調表示など、少し工夫すれば商品の魅力を伝えることが出来るようになるのに、制度の普及はまだまだです。
地方創生を掲げる政府も現状を直視して頂きたいと強く思いました。

今号では、好調な乳酸菌市場を多面的に分析してみました。

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■GNGニューズレター 2018年2月16日号トピック
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●キユーピー、バータイプのスナック「ヴェルデ 野菜ぎっしりバー あじわいオリーブトマト」を発売
●伊藤園、酒粕風味の便利な調味パウダー「おいしい乳酸菌」を発売
●日本製粉、「乳酸菌入りお好み焼き粉」を発売
●アサヒグループ食品、「ヘルシーバイト ゴジベリーとキヌアのアーモンドクランチ」を発売
●永谷園、粉末青汁「子供と一緒においしい!フルーツ青汁」を発売
●サントリー食品、ゼロカロリーの「デカビタC ゼロ」「デカビタCダブルスーパーチャージ ゼロ」を発売
●ハナマルキ、「からだに嬉しいしじみわかめスープ」を発売
●アサヒグループ食品、国産大麦若葉・ケール配合の「フルーツ酵素青汁」を発売
●ロート製薬、「ノビレチン×DHA」のサプリメント「ノビリンクEX」をロート通販で発売
●江崎グリコ、「ビスコ シンバイオティクス」を発売
●敷島製パン、低糖質シリーズ「低糖質ブラン食パン」を発売
など

2018.2.3.土曜日

GNGニューズレター2月1日号:消費者庁、葛の花由来イソフラボンの機能性表示食品を販売する9社に課徴金納付命令、ほか

先月27日に、日本食品保健指導士会のセミナーに参加してきました。
毎日新聞の小島正美記者、産経新聞の平沢裕子記者の2名が登壇され、メディアから見た健康食品についてお話をいただきました。
第3部では、フリージャーナリストの継田治生さんのファシリテーションによるパネルディスカッションでした。
とても面白い内容でした。
その際、東洋経済1月13日号の「間違いだらけの健康常識」についても話題になりました。
小島記者のプレゼンテーションの中で、メディアの違いによる記事(番組)の取り上げ方が参考になりました。
・週刊誌は、消費者の健康(科学的に正確な情報)よりも売り上げを重視。面白さに重点。
・新聞は、わかりやすさ、有用性を重視。
・テレビは視聴率を重視、面白さ重点。
ということで、わかりやすさ、おもしろさなどいろいろなバイアスニュースが登場する、ということだそうです。
なるほど、と思いました。

東洋経済は、これまで私が真摯に取り組んできたNMCDや㈱インテージ調査を、言葉は悪いですが悪用しました。
私が大切にしてきた場所に土足で踏み込んでこられた気持ちです。
今号では、NMCDやインテージ調査を正しく読み解いていただければと思い、事例を整理しました。

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■GNGニューズレター 2018年2月1日号トピック
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●キッコーマン飲料、濃いタイプのプレミアム豆乳「キッコーマン 北海道産大豆 無調整豆乳」を発売
●日清オイリオグループ、マカダミアナッツオイルなどを発売
●日清オイリオグループ、アスリートのエネルギー補給で「MCT CHARGE ゼリー」を発売
●日本製粉、苦味の少ない国産ケール「こいあおな」使用の「ケールのスムージー」を発売
●マルコメ、「ダイズラボ」より糖質オフの食パンミックスとパンケーキミックスを発売
●ユーグレナ、ペットボトル飲料「おいしいミドリムシ乳酸菌」を発売
●エスビー食品、チュアブルタイプのスパイスを発売
●キューサイ、「しなやか やわらか エラスチン」を発売
●アサヒ飲料、、「ディアナチュラ」ブランド初のプロテインパウダーを発売
●森永製菓、ドトールコーヒーとプロテインマシンを共同開発しスポーツクラブNASに設置
●消費者庁、葛の花由来イソフラボンの機能性表示食品を販売する9社に課徴金納付命令
●11月の通販売上、「健康食品」は前年比4.2%減
など

2017.9.20.水曜日

GNGニューズレター9月19日号:消費者庁、加工食品の新たな原料原産地表示制度を公布・施行、他

今号は、梶川さんにコメントと配信文をお願いしました。
素晴らしい内容です。
もう、私は用無しかも知れません。

こんにちは、GNG梶川です。

9月5日、6日とシンガポールで開催されたVitafoods Asia2017の視察+武田が15日より2週間にわたる出張(国内+海外)で不在のために、今号では変則的に梶川がコメントを担当させて頂きます。

展示会視察の中でアジアでも「ナチュラルヘルシー」が予想以上に大きなトレンドとなっていたことに驚きました。
各国で食物繊維豊富な食品の健康効果が注目され、タイでは、米国同様、植物性プロテインが新たなトレンドであり、規制面でも砂糖税を導入や今後の導入を検討している国があり、といった事例が数々紹介されており、Health & Wellnessは、万国共通のトレンドになったことを実感しました。

「ナチュラルヘルシー」については、先週のメルマガでご紹介いたしましたので、今号では、その他の注目トレンド「ヘルシーエイジング」と現在、最終段階にある「ASEAN ハーモナイゼーション」についてコメントいたしました。

今回の出張では、規制、市場調査会社、商品登録、進出のサポートなどそれぞれの専門分野に特化した現地の企業ともミーティングを行うことができました。
新たなサービスメニューのご提供とともに、GNG会員の皆様のアジア市場進出のお手伝いができれば嬉しく思います。

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■GNGニューズレター 2017年9月19日号トピック
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●キリンHDなど、独自素材「プラズマ乳酸菌」を配合したブランド「iMUSE(イミューズ)」をスタート
●協和発酵バイオ、運動前に特化したアミノ酸スポーツサプリメント「VELOX(TM) チャージ」を発売
●伊藤園、機能性表示食品の粉末茶2品を発売
●富士フイルム、アスタキサンチンの機能性表示食品を発売
●ディーエイチシー、機能性表示食品「歩く力R」を発売
●サントリー食品、270gビッグサイズ「デカビタC ゼリー」を発売
●マグネシウム摂取が多いと虚血性心疾患リスクが低下
●ユーグレナ、微細藻類ユーグレナ含有食品の摂取による便秘改善効果を示唆する研究結果を発表
●消費者庁、加工食品の新たな原料原産地表示制度を公布・施行
など

2017.9.1.金曜日

GNGニューズレター9月1日号:森永乳業、「乳酸菌と暮らそう」ブランド商品全4品を発売、他

一昨日、ユニアス国際特許事務所の春名先生をお招きして、「機能性表示食品と用途特許‐成功する特許出願の方法」をテーマにご講演頂きました。
昨年4月に食品の用途特許の審査基準が改訂された結果、健康食品の研究開発、商品開発の考え方、進め方が劇的に変わりました。
そのため、関心も高く、多くの方からお申し込み頂きました。とても分かりやすく、実践的な内容で、受講者の方にも大変好評でした。
春名先生には第2弾の開催についてご了解を頂きました。
一昨日のセミナーは中ー上級編でしたので、
①初級ー中級編
②パラメータ特許(中級ー上級編)
を計画しています。詳細が決まり次第、会員企業様優先でご案内をさせて頂きます。

ニューズウェーク夏季合併号に「2050 日本の未来予想図」という特集が組まれていました。
衝撃的な内容でした。「日本は縮みゆく大国だ。」「相対的に日本の地位が落ちるのは間違いない」と避けられない人口動態の将来についてアナリスト達がコメントしています。
少子高齢化による人口減少、以前から問題視されていましたが、対策は遅々として進んでいません。
意外なことは「日本の高齢者の就業率は20%」と、「 G7諸国で最も高い」ことです。
発刊以来話題になっており、既に読まれた方もいらっしゃると思いますが、河合雅司さんの『未来の年表』(講談社新書)に掲載されています「人口減少カレンダー」を、本号でご紹介させて頂いています。
健康食品業界に関係のある健康寿命の裏返しである介護について、各種統計データを整理してみました。
「高齢者の高齢化」が進む中、私達の業界が貢献できることは、沢山あると思います。

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■GNGニューズレター 2017年9月1日号トピック
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●紀文食品、「糖質0g麺 カレースープ(カップ付)」と「糖質0g麺 たらこソース(カップ付)」を発売
●日清オイリオグループ、「日清MCTオイルHC」などMCT関連商品4品を発売
●アサヒグループ食品、「ディアナチュラ」ボトル・パウチ・機能性表示食品の3シリーズから6品を発売
●常盤薬品、プラセンタと美容サポート成分配合の美容ドリンク「ビューパワー プラセンタ・コラーゲン<ドリンク>」などを発売
●なとり、「チーズ鱈 おいしく乳酸菌」など「カラダに贈るチーズ生活」シリーズ2品を発売
●ユーグレナ、ミドリムシ特有の機能性成分・パラミロンを55%以上含有する「ユーグレナグラシリスEX55」を原料として規格化
●ネスレ日本、ワンショットサプリメント飲料「BOOST(ブースト)」4種を発売
●永谷園、お米由来の乳酸菌「植物性乳酸菌K-1」100億個入り「漬物ふりかけ」(かつお生姜、梅ごぼう)を発売
●消費者庁、新たに51品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は4件を受理
など

2017.7.4.火曜日

GNGニューズレター7月3日号:キリンビバレッジ、機能性表示食品のサプリメントウォーター「キリン サプリ ブラッドオレンジ/ヨーグルトテイスト」を発売 、ほか

先月、米国からビッグニュースが届きました。
6月16日、米アマゾン・ドット・コムがナチュラル・オーガニック食品スーパーのホールフーズ・マーケットを137億ドル(約1兆5,000億円)で買収すると発表しました。
翌日、株式市場が大きく動きました。
ホールフーズ・マーケット   +27%
アマゾン           +3.1%
ウォールマート        -5.4%
コストコ           -6.9%
ターゲット          -8.4%
クローガー          -14.6%

今号では、ホールフーズ・マーケットについて情報を整理してみました。

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■GNGニューズレター 2017年7月3日号トピック
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●ハウスウェルネスフーズ、栄養補給ゼリー飲料「PERFECT VITAMIN 1日分のビタミンゼリーピーチ味」を発売
●メガネスーパー、アイケアサプリメント「アイラック W SUPER」を新発売
●日清食品、美容サプリメント「モイストフュージョン」を通信販売で限定発売
●資生堂、コラーゲンサプリメント「ザ・コラーゲンリッチリッチ」などを発売
●キューサイ、オールインワン美容サプリメント「プラセンタq」を発売
●湖池屋、「サラダde ドンタコス」2品を地域限定発売
●キッコーマンニュートリケア・ジャパン、「からだ想い」サプリ通販を「健康こだわり便」に統合
●消費者庁、「消費者意識基本調査」の結果を報告
●消費者庁、新たに23品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は3件を受理
など

2017.6.16.金曜日

GNGニューズレター6月16日号:ファンケル、機能性表示食品「内脂サポート」「糖値サポート」を発売、ほか

このところマス・メディアで叩かれ続けている健康食品ですが、実際の市場や消費者購買行動はどうなのか、今号ではトクホに焦点を当てて、分析をしてみました。
その結果、「トクホだから」「機能性表示食品だから」という理由で商品を選んでいる消費者は非常に少ない、という事がわかりました。
また、トクホ市場は驚くほどの上位寡占市場で、費用と時間を投入したにもかかわらず、その恩恵を得ているのは、ほんの一握りの商品と企業であることもわかりました。
これは機能性表示食品にも当てはまることかも知れません。
機能性表示だけで商品が売れる訳ではない、という事だと思います。

そこで参考にして頂きたいのが『ヒットを育てる!食品の機能性マーケティング』(日経BP社)です。
既に本書の出版記念セミナーは何か所かで開催されましたが、満席の為お断りしたり、どうしても都合が付かない、等の理由で再度開催して欲しいというお声を頂いていました。
そこで、㈱インテグレートさんと共催で6月28日(水)にセミナーを開催させて頂く事になりました。
共著者の藤田さんとのパネルディスカッションがありますが、どんな話題を振られるのか、今からドキドキしています。
詳細は、下記URLでご確認ください。

https://global-nutrition.smktg.jp/cc/0nMN1qX0mjBjuRb

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■GNGニューズレター 2017年6月16日号トピック
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●フジッコ、介護食「ソフトデリ 漬物シリーズ」をリニューアル発売
●雪印ビーンスターク、粉ミルク型サプリメント「プラチナミルク」を発売
●フルッタフルッタ、進化形コールドプレスのジュース発売
●タカラバイオ、機能性表示食品「飲む寒天 すっきりせんい」を発売
●キユーピー、機能性表示食品のドレッシング3品を首都圏で販売開始
●伊藤園、8種類の乳酸菌入りのカスピ海式ヨーグルトフレーバー飲料を発売
●森永乳業など、「岩見沢市における母子健康調査」を開始
●消費者庁、日本サプリメントに課徴金納付命令
●「消費者庁、食品の安全を守る仕組み」HP開設
など

2017.4.4.火曜日

GNGニューズレター4月3日号:消費者庁、「特定保健用食品の表示許可等について」の一部改正を公表、ほか

来週、日経BP社より『ヒットを育てる!食品の機能性マーケティング』が上梓されますので、今回はその内容をご案内させて頂こうと思っていました。
しかし、皆さんご存知の通り、週刊新潮が2週にわたり「トクホの大嘘」という特集を組みました。この内容について、私なりの考えを整理してみました。

全般的にトクホを批判することを目的に、偏った取材に基づく記事であり、食品の機能性表示制度の成り立ちや歴史、国際的な動向についての理解もなく、また、食品の機能性の科学的根拠に対する考え方に対しての理解もなく、ある意味、悪意すら感じる書きぶりです。
西内啓氏はその著書の中で「統計学的な裏付けもないのにそれが絶対正しいと決めつけることと同じくらい、統計学的な裏付けもないのにそれが絶対誤りだと決めつけることも愚かである」と述べています。

米国FDAなど国家行政機関が正式採用しているNatural Medicines Comprehensive Database(ナチュラルメディシン・データベース)には、一部のトクホの関与成分も掲載されており、Likely Effective(おそらく効きます)やPossibly Effective(効くと断言できませんが、効能の可能性が科学的に示唆されています)と評価されています。
国際的に信頼性の高いデータベースが「効かない」と評価していないにも関わらず、「大嘘」呼ばわりするのは科学的ではないと思います。
また、一部の関与成分を取り上げて批判し、あたかもトクホ全てが悪法であるような書き振りは行き過ぎだと思います。

今号では、食品の機能性表示(ヘルスクレーム)制度の歴史と変遷、科学的根拠に対する考え方について整理してみました。

2017.2.2.木曜日

GNGニューズレター2月1日号:神鋼環境ソリューション、ユーグレナの販売開始

一昨日、日本OTC医薬品協会さんのお招きで、「海外におけるヘルスクレーム」についてお話ししてきました。
米国、EU、ASEAN、FSANZ(オーストラリア、ニュージランド)のヘルスクレーム制度と実例をお話させて頂きました。
改めて思ったことは、これらの国、地域ではサプリメント(ダイエタリーサプリメント/フードサプリメント/ヘルスサプリメント)の定義がされており、一般の食品、食事とは分けられており、あくまで食事を補完するものとして取り扱われています。
日本の保健機能食品制度にはこの視点がありません。この状態を放置すると、将来的に制度的な矛盾を抱えることになるのでは、と危惧しています。

ニュージランドではダイエタリーサプリメントとは別に機能性食品(Supplemented Food)の制度があります。
国の定める規格基準に準じるか、企業自らSRを実施して届出をするという、日本の栄養機能食品と機能性表示食品の制度を合わせたような制度です。但し、サプリメントは含みません。
ニュージランドの機能性食品制度ではヘルスクレームをするためには栄養プロファイルスコア基準(Nutrient Profiling Scoring Criterion : NPSC)に適合していることが求められます。
例えば、飽和脂肪酸、砂糖、食塩の多い食品はヘルスクレームをすることが認められません。
糖分や脂質の多いチョコレートや菓子類には認められませんが、フルーツや野菜、たんぱく質や食物繊維の多い食品はプラスでポイントが付与され、
それらのポイントの総スコアが計算されます。以前ご紹介させて頂いた“Health Star Rating System”のベースとなるものです。
ニュージランドのMPI(Ministry for Primary Industries:第一次産業省)の担当官と話をした際、日本の機能性表示食品の
中にチョコレートや菓子類があることに驚いていました。
機能性食品の多くは成分を添加、強化した商品が多いのですが、欧米のトレンドはそれとは逆で、食材そのものが持つ健康パワー、ナチュラルヘルシーとなっていることは何とも皮肉です。
本号では、New Nutrition Business誌の10キートレンドのトレンドを整理してみました。

先月、FOOCOMさん主催のセミナーで佐々木敏先生のお話を聞かせて頂き、大変勉強になりました。
「SRは、テクニックより倫理が重要」というお言葉は心に響きました。
そのようなこともあり、GNGでは質の高いSRを広げるために、この度、SR受託事業を開始しました。
セミナー受講者は佐々木先生の開発された食習慣アセスメント(BDHQ)を無料で受けることが出来ましたので、早速やってみました。
昨日結果が届き、ドキドキしながら結果を見ました。
「改善が必要」と指摘された点は「食塩が多い」「アルコールが多い」、「注意が必要」と指摘された点は「食物繊維が少なめ」「カルシウムが少なめ」でした。
ビタミン、ミネラルで「少ない」と指摘されたのはビタミンB1だけでした。
簡易質問票に答えるだけで、これだけのことが分かりました。

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■GNGニューズレター 2017年2月1日号トピック
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●ファミリーマートとRIZAP、糖質を抑えた「RIZAP 辛味噌ラーメン」と「RIZAP 生姜醤油ラーメン」を発売
●ミニストップ、健康応援商品「糖質をコントロールしたパン」を発売
●セブン&アイHD、特定保健用食品「セブンプレミアム そのまま飲める炭酸水プラス」を発売
●江崎グリコ、糖質とカロリーをコントロールしたアイスの新ブランド「SUNAO(スナオ)」を発売
●森永製菓、たんぱく質&食物繊維入り「ヘルシースナッキング」6品を発売
●ファンケル子会社、目の疲労感を緩和する機能性表示食品「スマホえんきんR」を発売
●味の素、頭の疲れのケアをサポートする機能性表示食品「毎朝ヒスチジン」を自社通販で発売
●カルビー、オーストラリアで事業開始
●青柳総本家、「青柳ういろう forアスリート」を発売中
●サントリー健康科学研究所、EPA・DHA摂取による中高年者のうつ傾向リスクの低下を確認
●11月の通販売上、「健康食品」は前年比8.3%増
●矢野経済研究所、健康食品市場に関する調査(2017年)を実施
など

2017.1.5.木曜日

GNGニューズレター 2017年新年特別号

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、心より御礼申し上げます。
皆様はどの様に2017年の幕開けを迎えられましたか?

GNGニューズレター新年特別号では、2016年の10トピックスと、主な出来事を整理しました。
昨年を振り返って頂く際のお役に立てるのではと思います。
また、2013年にご案内した、機能性表示食品制度施行後に想定される10のシナリオについて、現時点での状況を整理してみました。

本年も大きなイベントが多々あり、周囲の状況から目が離せません。
GNGでは、タイムリーかつ深い洞察を加えた情報を発信していきたいと考えています。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

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■GNGニューズレター 2017年新年特別号トピック
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●GNGが選ぶ2016年の健康食品業界注目の10トピックス
  1. 機能性表示食品、届出件数 600件超へ
  2. トクホ、初の取り消し&初の広告での健康増進法違反、トクホ制度
   改正へ
 3. 消費者庁、「機能性表示食品制度における機能性関与成分の取り扱い
   等に関する検討会」終了、エキス、分泌物が認められる方向
 4. 「糖質オフ」商品展開広がる
 5. サプリ市場、「美肌・肌ケア」「関節の健康」カテゴリー不調
 6. サプリVS食材
 7. 機能性ヨーグルト好調
  8. 【海外】大企業の企業買収
 9. 【海外】プロテイン由来食品好調、由来も多種多様に
 10. 【海外】米国、GRAS最終規則、新NDIガイダンス公表

●マーケット・業界動向
●行政・法規制 等
●企業動向