GNG Blog

Welcome to GNG Blog! 株式会社グローバルニュートリショングループの代表取締役“武田 猛”が日々のメッセージをお届けいたします。

2019.3.20.水曜日

GNGニューズレター3月19日号:日本水産、黒瀬水産の養殖ブリの加工品が機能性表示食品として受理、ほか

GNGグローバルニュース1月29日号で、今年のトレンド予測をご紹介しました。
その中でNew Hope社の予測は

1.再生農業
2.プラントベース
3.グリホサートへの目覚め
4.冷凍食品(再ブレイク)
5.ケトダイエット
6.カンナビジオール(CBD)

でした。
6日~9日に開催されたNatural Products Expo Westでも、これらのトレンドを強く感じることが出来ました。

今号では、この中から「ケトダイエット」を取り上げてみました。
ケトダイエット市場の商品には3つのタイプがあるようです。

1.低炭水化物、高脂肪の食品(シェイク、バー含む)
2.中鎖脂肪酸(MCT:Medium Chain Triglyceride)
3.β-ヒドロキシ酪酸(BHB:Beta-Hydroxybutyrate)

この内、MCTは日本でも馴染みがありますが、1、3はあまり聞かない商品かもしれません。
特に、BHBは日本ではまだ未形成の市場です。
米国でも2014年~2015年にかけて形成された比較的新しい市場であり、2018年の小売市場は約$288Mと言われています。

ケトダイエットは、パレオダイエットからの派生市場とも言われています。
パレオダイエットは、日本では、2013年の終わりごろより若い女性たちを中心に美容やダイエットのための食事法として広がりました。
特に、ココナッツオイルは、ミランダ・カー、道端ジェシカなどのセレブが愛用していると雑誌やテレビで取り上げられたこともあり女性の間で人気が高まりました。
その後、雑誌やTVなど数多くのメディアが美容、ダイエット訴求と組み合わせ、脳機能への効果も取り上げ、中高齢者への認知も高まりました。
ココナッツオイルは、2013年~2014年にかけてブレイクしました。
2015年もメディアでも積極的に取り上げられ、新商品も次々と発売されました。
しかし、2016年3月31日、㈱ココナッツジャパンに対して消費者庁が景品表示法違反に当たるとして措置命令を出して以来、市場は急速に縮小しました。

MCTはとても有益な脂肪酸です。
今後は、正しく情報発信がなされ、健全に普及していくことを期待したいと思います。

ケトダイエット、日本にどのような影響を与えるのでしょうか?

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■GNGニューズレター 2019年3月19日号トピック
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●ヤクルト、5種類の栄養成分を配合した「ヤクルトファイブ」を発売
●ハウスウェルネスフーズ、機能性表示食品「C1000グリーンレモネード」を発売
●森永製菓、「inゼリー エネルギー ストロング」を発売
●カンロとキリン、コラボ商品「ピュレサプリグミiMUSEプラズマ乳酸菌」を発売
●ブルボン、栄養バランスを考えたバータイプクッキーを発売
●キリン、KW乳酸菌サプリメント「Noale(ノアレ)」を発売
●明治、「明治おいしい低脂肪乳」「明治おいしいミルク カルシウム」を発売
●アサヒグループ食品、「1本満足バー チョコタルト/チーズタルト/バナナタルト」の3品をリニューアル
●雪印メグミルク、「プルーンFe 1日分の鉄分ヨーグルト」を発売
●明治、とろみ調整食品「明治かんたんトロメイク らくらくBOX」を発売
●江崎グリコ、「パピコ 毎日おいしくプラス」と「パナップ 毎日おなかに笑顔」を全国で発売
●日清ファルマ、機能性表示食品「ビフィコロン」をビフィズス菌55億個の「ビフィコロンS」にリニューアルして発売
●サントリー食品、日本限定商品「ペプシ ジャパンコーラ」を発売
●カゴメ、野菜摂取量の充実度推測機器を開発
●日本水産、黒瀬水産の養殖ブリの加工品が機能性表示食品として受理
●矢野経済研究所、健康・機能性食品素材に関する消費者アンケート調査(2018年)結果を発表
●コーヒーポリフェノールに皮膚乾燥低減作用
●ポーラ化成、肌の酸素量の低下がうるおいや弾力を奪うことを解明
●消費者庁、特別用途食品の「液体ミルク」2品を許可

2019.3.4.月曜日

GNGニューズレター3月1日号:明治、「ザバス リカバリープロテインゼリー」を発売、ほか

2月26日、私が委員長を務める「平成30年度食産業における機能性農産物活用促進事業(活用人材育成事業)」に関する第4回検討委員会が行われました。

今年度の事業は「機能性表示食品届出指導員」養成講座でした。
各都道府県に、地元の企業の届出を支援する「機能性表示食品届出指導員」を生み出すという事業でした。
受講者には90分×6コマの講座を受けて頂きました。
その結果、全国に89名の届出指導員が誕生しました。

講師として協力させて頂きましたが、これほど嬉しいことはありません。
今後、地方からの届出が増加すると思います。
この届出指導員89名のお名前と所属は(公法)食品等流通合理化促進機構のHPで公表されます。

また、来年度以降は認定講師の下、どんどん指導員を増やしていく予定です。
指導員同士でネットワークを作り、最新情報を共有し、届出支援をしていく予定です。

先週22日、厚生労働省は「食事摂取基準2020年版」の策定にむけた「日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会」に、生活習慣病の発症・重症化予防に加え、高齢者の低栄養・フレイル予防も視野に入れた報告書(案)を示しました。

ご存知の通り、2020年版では、高齢者の低栄養予防やフレイル予防を念頭に置いています。
そのため、「たんぱく質」は、男女ともに50歳以上の「目標量」を引き上げる方向となりました。

本号では、フレイルの考え方を整理し、ニュートリションビジネスにおける機会を考えてみました。

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■GNGニューズレター 2019年3月1日号トピック
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●明治、「ザバス リカバリープロテインゼリー」を発売
●大塚製薬工場、「エンゲリード グレープゼリー」の新容量タイプを発売
●ファンケル×ダイドー共同開発、「大人のカロリミット」茶から新製品発売
●ダイアナ、腸内環境ケアを目的とした新商品「スウェリー」を発売
●森永乳業、1歳頃からのゼリー飲料「果実とミネラルのうるジュレ ORANGE」を新発売
●明治、「ザバス プロテイン プラス グルコサミン15食分」を発売
●アサヒグループ食品、「食事と一緒に十六茶粉末」を発売
●アサヒグループ食品、機能性表示食品「ネナイト(7日分)」を発売
●世界で注目を集めるCBDメーカーCANNAPRESSO(カンナプレッソ)が日本上陸!
●サントリーウエルネス、50代以上向けプロテイン「QinniQ(キンニック)」を通販限定発売
●アサヒグループ食品、全27種の成分がまとめて摂れるプロテインパウダー「ディアナチュラアクティブホエイ+
ソイプロテイン グレープフルーツ味」を新発売!
●アサヒグループ食品、「ディアナチュラ」ブランド ボトル・パウチの2シリーズのラインアップ拡充
●花王株式会社、手軽なスティック、機能性表示食品「ヘルシア」粉末シリーズ「ヘルシア 茶カテキンの力」
「ヘルシア クロロゲン酸の力」発売
●全農、進化したおにぎりダイエット「おにぎりダイエット+(プラス)ウォーク」を公開。
手軽で簡単だから続けられる、健康的なダイエットプログラム
●ヤマダ養蜂場、第7回「ミツバチの一枚画コンクール」募集開始
●ネスレ、品川に「ネスカフェ 睡眠カフェ」
●ユーグレナとデンソー、微細藻類を活用した事業開発で包括的提携

2019.1.8.火曜日

GNGニューズレター 2019年新年特別号

謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
旧年中は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、会員企業の皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので、 何卒これまで同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。

また、5日には、創業15周年を迎えることが出来ました。
更に、GNGニューズレターは、10月には300号となります。
皆様のご支援のもと続けてくることが出来ました。
心より感謝を申し上げます。
15周年と300号を迎えられた感謝の意をお伝えする意味で、会員様への謝恩のイベントを企画する予定です。

12月31日、日本経済新聞朝刊にとてもショッキングな記事が掲載されていました。
日経がオランダ学術情報大手のエルゼビア社と共同で、各国の研究開発力を分析しました。
世界の研究者が最も注目する先端技術の研究テーマを論文データをもとにランキングしました。
論文数を国別に見るとほとんどのテーマで中国、アメリカが1位と2位となっていました。
研究テーマランキングの15位に「腸内細菌」が取り上げられていましたが、論文数の1位はアメリカ(シェア31.1%)、2位が中国(シェア16.8%)でした。
日本はというと、11位(シェア3.8%)でした。
最早、海外からの情報収集・分析を行わないことは、大きなリスクとなる時代です。
GNG研究会では、これまで海外情報の収集、分析、配信をしてきましたが、これまで以上に力を入れていきたいと思います。

昨年から、「健康食品 平成物語」をお伝えしてきましたが、今号で完結となります。
その前に、昨年12月31日の日本経済新聞朝刊で特集されていた「平成の30年」のトピックスを一覧にしてみましたので、ご覧ください。
「健康食品 平成物語」の背景として、とても興味深い内容になっていると思います。

合わせて2018年の振り返りをしてみましたが、消費者庁の活発な活動が良く分かります。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

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■GNGニューズレター 2019年新年特別号トピック
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●日本経済新聞朝刊特集「平成の30年」のトピックス一覧
●2018 年健康食品市場トピックス
Ⅰ.マーケット・業界動向
・2018 年までに届出された機能性表示食品の動向
・特定保健用食品に関するトピックス、ほか
Ⅱ. 行政・法規制 等
・1 月19 日:消費者庁、葛の花由来イソフラボンの機能性表示食品を販売する9 社に課徴金納付命令
・1 月19 日:厚労省、食品衛生規制の見直しに関する骨子案に関する意見募集を開始、ほか
Ⅲ. 企業動向
・1) 業務提携・合弁・買収(リリース発行順)
・2) 海外進出 (リリース発行順)

2018.11.3.土曜日

GNGニューズレター11月1日号:魚をほとんど食べない人で大動脈疾患死亡が約2倍に増加、ほか

現在、間もなく発刊となる㈱インテージ社の「健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ使用実態調査2018年版」の監修を進めています。
本レポートの監修は、2012年の発刊以来、今年で7回目となります。
その間、内容も少しづつバージョンアップして、今ではとても使いやすく、活用できるレポートになっています。
2018年の結果を、少しだけお知らせしますと、健康食品・サプリメント市場は、全体としては微減となり、2年連続で前年割れとなりました。

現在、ヘルスベネフィット別、原料別の分析を行っているところです。
レポートの概要は、12月14日(金)に㈱インテージ主催のセミナー、或いは12月19日(水)GNG主催のセミナーでご報告します。
GNG主催セミナーでは、来週開催されるSupply Side Westの報告、New Nutrition Business誌毎年恒例の10キートレンドについてもお話をさせて頂きますので、楽しみにしていてください。

日本市場の状況とは裏腹に、海外市場は活発化しています。
表面的な事だけでなく、本質的な要因の分析に役立てばと思い、ここで欧米市場の最近のトレンドを整理してみようと思いました。
ここから、なにかヒントを得て頂ければ幸甚です。

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■GNGニューズレター 2018年11月1日号トピック
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●SBIホールディングス、国立循環器病研究センターとの共同研究にて「しっかり芽の出た『発芽玄米の底力』」発売
●ファンケル、「グリーンケールココア」11月19日 数量限定発売
●ユーグレナ、「メディカプラス」シリーズから「メディカプラス ビフィズス菌&乳酸菌」を発売
●アサヒ、機能性表示食品のサワーテイスト清涼飲料「アサヒスタイルバランス素肌うるおうピーチスパークリング」を期間限定で発売
●ファミリーマートとハウスウェルネスフーズ、ゼリー飲料「ウコンの力 スキッパラIN」をファミリーマートなどで先行発売
●日本新薬、スポーツサプリメント「WINZONE PROTEIN WHEY リッチバナナ風味」を発売
●キューサイ、塩分吸着サプリメント「シオナガス」を発売
●伊藤園の公式通信販売ショップ「健康体」限定で、機能性表示食品のサプリメント「健康体ヘスペリジン」を発売
●消費者庁、新たに27品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は2件を受理
など

2018.10.3.水曜日

GNGニューズレター10月1日号:オメガ3に抗不安作用、国立がん研究センターの研究グループがメタ分析、ほか

先月20日は高松市で、28日は新潟市で講演をしてきました。
どちらもテーマは機能性表示食品を含む健康食品の開発、マーケティングに関するものです。

香川県では、2013年に県産業技術センターとRISTかがわ((公財)かがわ産業支援財団地域共同研究部:Research center for Industrial Science & Technology)が「かがわ機能性食品等開発研究会」が設立されました。

2015年3月に「機能性食品産業強化事業費補助制度」が創設され、保健機能食品制度に取組む経費に対する補助を始めました。
これは4月から始まる機能性表示食品制度への対応を想定したものでした。
6月には「新機能性表示食品開発相談センター」を設置し、届出支援(SR、届出書類作成など)や相談対応を開始しました。

そして先月、「香川県機能性表示食品等開発研究会」と名称を変えました。
(公財)かがわ産業支援財団は、中小企業等の機能性表示食品の開発の支援を強化するために、RISTかがわ内に新機能性表示食品開発相談センターを新設しました。
当センターでは
・新制度活用の可能性、活用方法について、検討段階からの相談に対応
・県内学術・研究機関と連携し、専門的事項の相談に対応
・届出書作成、試験分析等の委託が必要な場合は委託先をご紹介
できる体制となっています。

今後、香川県内から機能性表示食品の届出がこれまで以上積極的になると思います。

機能性表示食品に限らず、健康食品の開発には地方自治体の協力、支援が重要になってきます。

本号では、文部科学省のプロジェクトの拠点に選ばれた弘前大学が、県や市、企業の連携した取り組みと花王の「スマート和食®」の開発の背景、経緯を整理してみました。

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■GNGニューズレター 2018年10月1日号トピック
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●伊藤園、「栄養満点スープ 濃厚トマトポタージュ/なめらかコーンポタージュ」を発売
●マツモトキヨシHD、PB商品「エクストロング ラブアンドピース エナジードリンク」を発売
●サントリー食品、特定保健用食品 サントリー「大人ダカラ」を発売
●コカ・コーラシステム、乳酸菌入り飲料「ヨーグルスタンド B1 乳酸菌」を発売
●ファミリーマート、シールド乳酸菌入り「おむすび」と「パン」を発売
●森永乳業、GABA配合乳飲料「GABA&BALANCE(ギャバ&バランス)」を発売
●明治、3種類のナッツとミルク分を組み合わせた飲料「明治 3時のミルナッツ ハニー/カカオ/ベリー」を発売
●シオノギヘルスケア、宝ヘルスケアの株式取得と吸収合併ならびにタカラバイオの健康食品事業承継
●トクホ企業、広告ルール順守せず
●京大、胎児脳発達や抗酸化機能を持つ野菜の開発に成功
●消費者庁、新たに32品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は1件を受理
など

2018.9.18.火曜日

GNGニューズレター9月18日号:国民健康・栄養調査結果から、65歳以上の低栄養傾向、ほか

ドラッグストアの業績が好調が続いているようです。
健康食品の販売額は2014年以降、右肩上がりです。
経済産業省の商業動態統計によると、7月の健康食品の月別売上は、前月より大幅に伸び200億円を超え、過去最高を更新しました。
健康食品に限らず、食品の売上が好調の様です。

最近のドラックストアは大きく二つのタイプに分かれると言われています。
食品の品揃えを増やし、ディスカウントすることで集客し、医薬品や化粧品で利益を確保するタイプと、調剤を始め健康や美容の専門性を前面に出すタイプです。
前者は九州を中心に展開するコスモス薬局、後者はマツキヨが代表格です。

日本能率協会総合研究所が実施した「買い物場所の使い分け調査」では、ドラッグストアを最も利用しているのは女性の35~49歳で、「ドラッグストアの用途」について2011年では半数以上が「安いものを買うとき」でしたが、2013年には「日常の買い物をするとき」がほぼ同じ割合となり、2016年には逆転し、「日常の買い物をするとき」が「安いものを買うとき」を上回りました。

日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、2017年のドラッグストア店舗数19,534店、総売上高6兆8504億円から、2025年には3万店、10兆円に拡大することを目指しています。
JACDSでは、専門的な知識を持つドラッグストアこそが、「食と健康」の市場を創造できると提言しており、今年、「食と健康」の新しいマーケット分類を作りました。

保健機能食品やスマイルケア食など、「機能」による分類をすることで、分かりやすい陳列を目指します。
近いうちに、米国のような売り場作りが可能となるのでは、と思います。

一方で、健食通販は不振が続いているようです。

今号では、ドラッグストア業界について俯瞰してみました。

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■GNGニューズレター 2018年9月18日号トピック
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●ハウスウェルネスフーズ、チュアブルタブレットタイプの「ウコンの力 かむタブレ」を発売
●明治「ザバス ソイプロテイン100 ミルクティー風味」発売
●協同乳業、「1日不足分の食物繊維のむヨーグルト」などを発売
●ブルボン、バランス栄養調整食品「スローバーさつまいも&栗」を発売
●養命酒製造、国産クロモジエキス配合「養命酒製造 のど飴」を発売
●ヤクルト、食べる乳酸菌飲料「カップdeヤクルト」を期間限定発売
●日本ケロッグ、ファンデリー社と提携し、アクティブシニア向け腸活メニューの提供を開始
●大塚チルド食品と大塚食品、大塚チルド食品の全事業を大塚食品に譲渡
●消費者庁、キリン堂に景表法の措置命令
●ブルボンと新潟大、ボイセンベリー果汁由来ポリフェノールが血管の老化を抑制することを確認
●消費者庁、新たに31品の機能性表示食品届出を受理、撤回届は1件を受理
など

2018.9.4.火曜日

GNGニューズレター9月3日号:富士フイルム、機能性表示食品「フラバンジェノール」を発売、、ほか

㈱インテグレートの藤田さんと、東京で2回、大阪で1回「欧米のトレンドから見るヘルスケアの今」というテーマでお話をさせて頂きました。
3回で200名を超える方にお話を聞いて頂きました。ありがとうございました。
(GNG研究会会員さんには、私の担当部分についてはPDFで差し上げますのでお気軽にご連絡ください)

藤田さんとのパネルディスカッションでは「注目の日本へトレンド上陸テーマ」として、「スマートドラック」「グリーンプロテイン」「ファイバー&ホールグレイン」を取り上げました。

2015年のNutrition Business Journalの消費者調査によると、米国サプリメント市場において「ブレインヘルス」は成長率の高いヘルスクレーム別トップ10カテゴリーの第1位であり、対前年比187%増でした。
このカテゴリーは「スマートドラック」とも呼ばれ、米国では大きなトレンドとなりつつあります。
更に、欧州、シンガポールの展示会でも「ブレインヘルス」の新素材が多く展示されていました。軽度認知障害(mild cognitive impairment、MCI)の有病率は65歳以上の高齢者で15%から25%、罹患率は20~50/1,000人/年程度と推定されています。
MCIから認知症へのコンバージョンはおよそ5%~15%/年と考えられ、正常へのリバージョンはおよそ16~41%/年と考えられています。
また、現時点では、MCIに対する確立した治療方法はありません。
だからこそ食品による「維持」は重要だと思います。

「グリーンプロテイン」は、近年欧米でトレンドとなっている、プラントベーストプロテインのことです。
元々はベジタリアン向けスポーツニュートリションとしてアスリートに向けて商品が開発されていましたが、健康意識の高い女性など幅広い客層を獲得することで近年、市場を伸ばしています。
一昔前のムキムキのマッチョだけを対象にしたものではなく、パウダー、ニュートリションバー、RTDなど幅広い商品形態で提供されています。
日本では、健康的なプロポーションを目指す女性、健康と美容を意識した女性のたんぱく源として期待されている、というのが藤田さんの予測です。

「ファイバー&ホールグレイン」は、GNGのパートナーであるNew Nutrition Business誌が、2006年より毎年、ニュートリションビジネスのトレンドとして分析している「10 Key Trend 2018」の「Digestive Wellness(腸の健康)」と「Good carbs bad carbs(良い炭水化物、悪い炭水化物)」から導きだされるトレンドです。
「良い炭水化物」とは、腸内細菌のエサとなる炭水化物、つまり、食物繊維、糖質に含まれるオリゴ糖や糖アルコールでのことです。
一方、「悪い炭水化物」とは、小腸で吸収され、血糖値を急激に上げる炭水化物、つまり、単糖類や二糖類、単糖に分解されやすい澱粉などが含まれます。
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川友介、東洋経済新報社)では「茶色い炭水化物」「白い炭水化物」と表現されています。
「茶色い炭水化物」の代表格がホールグレイン、つまり全粒粉です。
 
「スマートドラック」「グリーンプロテイン」「ファイバー&ホールグレイン」、この3つのトレンドにヒットのヒントがあると思います。

本号では、「糖質オフ」と「整腸」についてまとめてみました。

2018.7.2.月曜日

GNGニューズレター7月2日号:森下仁丹、腸内細菌叢のさらなる解明につながる 難培養性腸内細菌培養技術の開発に向けた共同研究を開始、ほか

先週金曜日の日経MJで「腸活」に関する記事が掲載されていました。
帝人さんのスーパー大麦、サントリー食品インターナショナルさんの「おいしい腸活 流々茶」、江崎グリコさんの腸年齢を測定できる検査キットなどが取り上げられていました。
最近、一般紙でも「腸」が取り上げられることが増えてきました。
一方で「ヨーグルト人気は一服」とも書かれていました。
本号では、整腸市場について俯瞰してみました。
記事として取り上げていますが、森下仁丹さんの産学官の共同研究事業は大変興味深いです。
マイクロバイオームと人の健康との関係が更に解明され、新たな機能性食品の開発が期待されます。

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■GNGニューズレター 2018年7月2日号トピック
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●「ライザップ・ウェルネスシリーズ」登場 第一弾「ライザップ プロテインゼリー」新発売
●ファンケル、機能性表示食品「歩くサプリ」を発売
●コカ・コーラシステム、エナジー炭酸飲料「リアルゴールド スーパーリフレッシュ サワーホワイトミックス」を発売
●雪印メグミルク、「恵 megumiガセリ菌SP株ヨーグルト ベリーミックス」を発売
●ファミリーマート、スーパー大麦入りの弁当第2弾「熟成さばほぐしごはん」を発売
●イオン、乳製品を使用せずアーモンドミルクで作った「トップバリュ アーモンドアイス」3種類を発売
●日本初、「大豆由来PSを配合した機能性表示食品」記憶力の維持をサポートする「忘れるもんか」先行発売開始
●モスフードサービス、「玄米フレークシェイク ドラゴンフルーツ」などを期間限定発売
●サントリー食品、「デカビC」ブランドから「デカビタC スポーツゼリーW」を発売
●常盤薬品、サプリメント「お米と発酵食品の乳酸菌Diet」を発売
●消費者庁、新たに9品の機能性表示食品届出を受理
など

2018.3.1.木曜日

GNGニューズレター3月1日号:ファンデリー、サラヤ社の自然派甘味料「ラカントS」を使用したヘルシー食スイーツ「北海道産小豆のどら焼き」を発売、ほか

2月19日に通販セミナーを開催しました。お忙しい中、ご参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
そのセミナーのQ&Aで、「健康食品市場はこの数年フラットだが、魅力的なのか?」という質問がでました。
私に対しての質問では、ありませんでしたので、お答え出来ませんでしたが、私ならこう答える、ということをまとめてみました。

複数の調査結果、統計データからここ数年の健康食品市場の動向を、マクロな視点から整理をしてみました。
市場全体の国内消費はフラットですが、対象とするヘルスベネフィットや素材・成分により増減は様々です。
魅力的な市場もあれば魅力的ではない市場もありますので、商品戦略を立てる際にはこれまで以上に市場の研究が重要になると思います。

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■GNGニューズレター 2018年3月1日号トピック
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●日本マクドナルド、特定保健用食品「サントリー黒烏龍茶250ml紙パック」を発売
●亀田製菓、カカオと玄米が融合したお茶にも合うチョコレート菓子「カカオ×玄米」を発売
●森永乳業、「タニタ食堂 監修のデザート レモンチーズケーキ3種の柑橘ソース」を発売
●らでぃっしゅぼーや、野菜ドリンク「みんなの健康を考えた野菜たち」を機能性表示食品として販売
●ポーラ、ポーラオリジナル成分配合の美容健康食品「ライズカーヴ タブレット」を発売
●ファンケル、「ディープチャージ コラーゲン」シリーズを発売
●日本水産、機能性表示食品のドリンク「わたしのみかた」を通販限定発売
●大塚製薬、エクエルブランドから「エクエル ジュレ」を発売
●明治、ゼリータイプのプロテイン飲料「ザバス プロテインゼリーヨーグルト風味/グレープフルーツ風味」を発売
●サントリー食品、イヌリン配合の機能性表示食品「おいしい腸活 流々茶」を発売
●TPCマーケティングリサーチ、糖質ゼロ・オフ食品市場について調査結果を発表
など

2018.1.10.水曜日

GNGニューズレター 2018年新年特別号

毎年、年末になると翌年の予測の特集が組まれます。
私は毎年、「日経ビジネス」、「東洋経済」、「ダイヤモンド」の3誌をまとめて読んでいます。
2018年の予測では、各誌とも機能性食品(機能性表示食品)について触れていますが、いずれも浅い内容でした。
ビジネス誌からはあまり期待されていないように思いました。

『マッキンゼーが予測する未来』(ダイヤモンド社)では「破壊的な力を持つ四つの根本的なトレンド」について述べられていますが、その一つとして「地球規模の老化」が取り上げられています。
『東京オリンピック後の日本経済』(小学館)では「「東京五輪後」の日本経済は、これまでの人類が経験したことのない、未知の世界へと突入していきます。」と述べられています。
この本でも少子高齢化が進み、政府が巨額の債務を抱える中では、社会保障費は削減される方向に進まざるを得ない、年金だけで豊かな生活を実現することは難しくなり「自助努力」が求められる、と述べています。
どちらの本も、長く元気で働く社会にならざるを得ない、その為には、健康に留意して、できるだけ長く働くことが求められる、と予測しています。

『10年後の日本』(東洋経済新報社)では、日本は「業界再編時代」に入ったと述べられています。
業界再編を避けられない三つの理由の一つに「人口減少を乗り越える必要性」として挙げられています。企業は「成長するパイ」ではなく、「縮小するパイ」を奪い合う、厳しい経営環境の下で業績を伸ばす必要がある、ということです。

人口減少という避けることのできない状況の中、健康食品市場はどうなっていくのか、昨年9月に実施された㈱インテージの消費者調査結果を基に考察してみました(昨年11月20日にレポート発刊済)。
健康食品市場の未来は決して暗くはありません。

本年もどうぞよろしくお願い致します。